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『パティスリー ラトリエ ドゥ アンティーク』この地で長く愛されるお店に

2021年9月10日に石川町駅から菊名駅徒歩1分移転オープンした

『Pâtisserie L’atelier de Antique(パティスリー ラトリエ ドゥ アンティーク)』さん。

2018年に石川町店を開店し、繊細でオリジナリティ溢れる美味しいスイーツがいただけるお店として、テレビや雑誌で何度も取り上げられている人気店です。

店内には美しいアートのようなスイーツがズラリと並び、 オープン初日から、連日完売する人気ぶりです。

アジア大会「トップ・オブ・パティシエ・イン・アジア」優勝

FIPGC ミラノ世界大会」でチーム総合優勝、個人味覚部門 優勝など、

数々の受賞歴を重ね活躍されるオーナー・シェフ、菅原 智大さんにお話しを伺わせていただきました。

〈記事 = はりぃれもん / 写真撮影、編集 = myourenjar 〉

場所はこちら。(駅からすぐです)

(Googleマップより)

オーナーシェフ: 菅原 智大さん

《 経歴 》
◼︎2005年 ・フランス料理HANZOYA 入店
◼︎2010年 ・パティスリー ラ ピエスモンテ 入店
◼︎2012年 ・内海杯コンクール フランス国際コンクール 日本予選 銅賞
◼︎2013年 ・パティスリー ラ ピエスモンテ シェフパティシエ 就任
・【神奈川県 洋菓子コンクール】グランパティシエ部門 優勝
   ピエスアーティスティック部門 銀賞
・ 第21回 内海杯【フランス国際コンクール】日本予選 銀賞
  味覚部門 最優秀味覚賞
・【帝国ホテル アーケード】優勝
◼︎2014年  ・【第8回 グラスを使ったアシェットデセールコンテスト】準優勝
・【神奈川県 洋菓子コンクール】味と枝のピエスモンテ部門
       神奈川県洋菓子協会 会長賞/神奈川県議会 議会会長賞
      ・ジャパンケーキショー【トップオブパティシエ イン アジア2015】日本予選 準優勝
      ・第22回 内海杯【モンディアル デ ザール シュクレ】日本予選 銀賞
◼︎2015年  ・【第2回 トップオブパティシエ イン アジア 2015  】優勝 アジアNo.1
◼︎2016年  ・渡仏 パリ アンジェリック
      ベルフォール ステファンクライン  飴細工習得
◼︎2017年  ・ *Coppa del mondo della gelateria 2018 日本代表決定
(イタリア リミニで2年に一度行われる世界大会)
◼︎2018年 ・【Coppa del mondo della gelateria 2018】総合4位 グルメジェラート部門1位
      ・ 6/15 パティスリー ラトリエ ドゥ アンティーク石川町店 OPEN
◼︎2019年  ・ 【FIPGC ミラノ世界大会】The world Trophy of Pastry Ice Cream Chocolate 日本代表
チーム 総合優勝/個人 味覚部門 優勝 世界No.1
◼︎2021年 ・ 9/10 パティスリー ラトリエ ドゥ アンティーク 菊名店 OPEN

受賞歴が凄すぎて、書ききれません💦

スタイリッシュなお店と、キレイなスイーツ

石川町の店舗は、重厚感のあるアンティークな印象のお店でしたが、

菊名の店舗は、 アンティークの印象を残しつつも、 大きな窓から光が差し込む明るいエントランス。

グレージュとアンティークゴールド のインテリアで、洗練されたお店の雰囲気が漂っています。

お店の広さは、石川町の時から2倍近くになったそう。

どこを切り取っても絵になります。

店内は、まるでブティックやジュエリーショップのような雰囲気です。

この店舗デザイン、パンフレット、ロゴは、実は菅原シェフの奥様が担当されているのだとか…!

繊細で素敵なデザインが、お店の世界観を引き立てています。

店内にある照明は、菅原シェフが得意とする“飴細工”をイメージしています。

Tom Dixonの照明 『MELT』

思い入れのある「菊名」で念願の出店へ

─── 石川町から菊名への移転のきっかけは?

菅原シェフ:「元々新横浜にある『パティスリー ラ ピエスモンテ』で働いていて、私の住まいも近く、慣れ親しんだ場所でしたので、

パティスリーラトリエドゥアンティーク』を開業しようと思った時から、ずっとこの地でお店を開きたい、と思っていました。

少し時間がかかりましたが、ご縁があり念願の菊名で移転オープンすることができて、とても嬉しいです。」

─── この辺でよく行かれるお店などはありますか?

菅原シェフ: 「毎日本当に忙しくて、どこにも行けていないんです。子供の保育園の送迎とケーキ作りで1日が過ぎてしまいます。ケーキを作る量は石川町の3倍ほどになっているので、毎日本当にバタバタです。」

石川町のお客様や、地元に住んでいる新規のお客様で来店客数が増えたため、営業中も、ずっとケーキを作り続けているそう。

9層からなる時計デザインのケーキ『アンティーク』

見ても「これ本当にケーキ?本物の時計じゃないの?」と疑ってしまうほど、精巧に作られたアンティーク時計を模したケーキ『アンティーク』

店舗の代表作にもふさわしいこちらのケーキのヒミツをお伺いしてきました。

2021年 クリスマスケーキ【アンティーク】のホール

─── 店名と同名のケーキ『アンティーク』がつくられたきっかけは?

菅原シェフ: 「『ラピエスモンテ』に勤めていた頃、コンクールに出る際に『アンティーク』をずっとテーマにしていて、時計のデザインの飴細工なども作り、コンクールにでていました。」

時計を表現した飴細工

菅原シェフ:「石川町のお店では、期間限定で時計デザインのケーキをお出ししていましたが、菊名ではスタンダードでお出ししています。ただ工程がかなり多く作るのに約1週間かかります。」

名前の通り、とても繊細で美しい『アンティーク』のようなケーキ

気になる、ケーキの構造は・・・

①キャラメルグラサージュ
②スパイス香るムースショコラ
③キャラメルマンダリン
④ヘーゼルナッツクリーム
⑤ガナッシュ
⑥ビスキュイショコラ
⑦ヘーゼルナッツダコワーズ
⑧ヘーゼルナッツジャンドゥージャ
⑨ヘーゼルナッツサブレ

いただいてみると、甘いスターアニスの香りから、濃厚なナッツやチョコ、キャラメルマンダリンの香りが広がり、食感もそれぞれ層によって違うので、最後の一口まで美味しく楽しめます。

ラピエスモンテ時代からの、思い出のケーキ『シシリー』

─── 一番思い出深いメニューは?

菅原シェフ

「どれも、同じくらい思い入れのあるものですが、

ラピエスモンテの時から一番長く愛されているケーキ『シシリー』ですね。」

奥様:「お客様からも愛されているケーキのひとつです。」

菅原シェフ:「『シシリー』を見ればうちのケーキとわかるくらい、代表的なケーキで、昔からずっと変わらないメニューです。」

シシリーは、イタリア産ローストピスタチオ使用し、香ばしくコクがあるピスタチオムースに、グリオットチェリーの酸味がよく合います。

親しみのあるこの地で、長く愛されるお店に

イチゴをたっぷり使ったフランスのポピュラーなケーキ『Fraisier フレジェ』

─── 今後、どのようなお店にしていきたいですか?

菅原シェフ:「 菊名に、個人店のケーキ屋さんやお菓子屋さんがなく、ずっと『ここでお店ができたらな』と思っていました。

良いタイミングで菊名に移転することができましたので、この地で、長く続けていけたらと思っています。

毎日忙しく、やりたいことは、まだまだ出来てないのですが、チョコレートマカロン等のギフトなど、皆様に喜ばれるものを増やしていきたいですね。」

豊富な焼菓子も人気

一つ一つ丁寧に作られた、繊細なお菓子たち。

お店に入った瞬間から、ワクワクできるお店です。

自分へのご褒美や、大切な人へのプレゼントなどにも良いと思います。

ぜひ一度お試しください。

店舗情報

店名:Pâtisserie L’atelier de Antique(パティスリー ラトリエ ドゥ アンティーク)
住所:横浜市港北区菊名7-1-7 ステーションプラザ菊名 1F(菊名駅西口 徒歩1分)
営業時間:11:00~14:00  15:00~19:00(二部制)
定休日 :月曜日(不定休有)
公式インスタグラム:https://www.instagram.com/latelier_de_antique/?hl=ja