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フレンチの技法を取り入れたこだわりパン工房「Champs de Ble」

今回は新横浜駅より徒歩5分ほどの場所にある

『 Champs de Ble 』(シャンドブレ)さんにお邪魔してきました!

『 Champs de Ble 』(シャンドブレ)ってどんなお店?

お店の場所はここ!

フランス語で『麦の穂』という意味のシャンドブレは、隣接しているレストラン『HANZOYA』で提供するパンの専門工房として15年ほど前に営業を開始されました。

2020年にはテレビ東京『アド街ック天国』にも取り上げられ、土日は行列が絶えない大人気店です。

パンの種類は王道の食パンやお総菜パン、デニッシュ、菓子パン、スイーツ系などなんと約75種類!(2021年11月現在)

シャンドブレの大人気パン『Selクロワッサン』美味しそう・・・!!

ものすごい種類数ですね・・・!

期間限定の商品もあり、何度行ってもどれにするか選ぶ楽しみがあるのはとっても嬉しいです。

保存がきくラスクもありました!プレゼントに良いですね♪

今回シャンドブレについて、店長の西春知哉さんにお話を伺いました。

2018年からシャンドブレの店長をされている西春さん

小さいころからパンを食べる機会が多かったという西春さんは、20年間パン職人一筋!

とてもお優しく、楽しくお話を伺うことができました。

『 Champs de Ble 』(シャンドブレ) のこだわり

シャンドブレでは出来合いの物は使わず、カレーパンの中のカレーはもちろん、使用するカスタードやマヨネーズ、コンデンスミルク、ベーコンに至るまで加工品のほとんどを手作りで作っていらっしゃるそうです!

コンデンスミルクって手作りできるんですね…!知らなかったです…!

公式のInstagramではカレーパンを作る動画を投稿されているのですが、かなり手をかけて作っているのがよくわかります。

レストランと協力し合いながら作れるというのは、フレンチレストランHANZOYA専属のパン工房ならではの強みですね。

素材についても、小麦粉は国産やフランス産、カナダ産などの約20種類を使用し、それぞれのパンに合わせてこだわりぬいたオリジナルの配合をされているそうです!

西春さんおすすめパン3選

そんなこだわりが沢山つまったパンの中でも西春さんおススメのパンを3つご紹介します!

シャンドブレの公式HPのパン紹介ページに書いてあるおすすめの飲み物と一緒にいただきました。

まず1つ目は『かのこブレッド』

かのこブレッド

金時豆、青えんどう、手亡豆、ひよこ豆の4種類のお豆をつかったこちらのパンは、キャラクターパンと同じ『パンドレ生地』という生地を使用しているそうです。

小さめの食パンという感じの形がとても可愛いです♪

そのままスライスして食べるのがおすすめという事だったのでトーストもせず、まずはそのまま頂いてみました。

食べてみて衝撃だったのは、生地の柔らかさと口どけの良さ

豆パンって口にボソボソ残るイメージがあって、正直あまり好きではなかったのですが、優しい風味だけが口に残って本当に美味しかったです…!

お豆の甘みも優しくて、子どもと一緒に食べたくなる味わいでした。

続いて2つ目!『プラリネ・ノア』

プラリネ・ノア

なんと西春さんはこのパンを食べて「ここで働きたい!」とシャンドブレへの入社を決意されたそうです。

私はそこまでパンに詳しくはないのですが、食べてみて納得。

固いわけでも柔らかい訳でもなく、しっとりしつつもしっかり食感があり、初めて出会った食感でした!

そんな食感の裏側には、その日その日の湿度に合わせて生地を調整するなど、妥協の許されない生地作りがあるそうです。 特に梅雨や真夏は湿度の関係で難しいとのこと。

そんなお話を聞いたあとに食べると、なんだかパンが余計美味しく感じてしまいました…!

中には フランボワーズやパリパリとした食感の薄いクレープなどが入ったチョコレートベースのクリームが入っているのですが、このクリームもまた今まで食べたことのない美味しさでした。

さて最後はこちらです!

パンオショコラ

今まで食べたパンでは体験したことがないほどの「パリパリッ」「ザクザクッ」感が楽しめる『パン オ ショコラ』

食感の楽しさだけではなく、噛んでいると口の中に広がるバターの風味、そしてチョコとバターの味わいが混ざってどんどん深い味わいになっていきます。

こちらのパンは西春さんが1から色々変更して作り上げた商品だそうです。

中には2種類のチョコレートを使用されていて、生地もそのチョコレートに合うように配合などを調整されているとのこと。

チョコレートも焼く前と焼いた後で味が変化するので、その辺りも全て計算されているです!

生地に使用するミルクも、パンによって豆乳にしたり生クリームを使っているそうですよ。

まとめ

『食べたあとに“おいしい”と思ってもらえるようなパンしか置いていないです』

『レストランから生まれたパン屋さんは珍しいので、そのこだわりを是非感じて頂きたい』

と仰っていたのがすごく印象に残った取材でした。

そしてその言葉の通り、今まで食べたことのない美味しさのパンにたくさん出会うことができました。

フランス料理の技法を取り入れた美味しいパンがたくさんあるシャンドブレ。

現在クリスマス用のシュトーレンも予約受付を開始されているそうです!

パンの予約もできるようなので、お目当てのお品がある方は予約されてから伺った方が良さそうです。

ぜひシャンドブレで新しいパンの美味しさに出会ってみてくださいね。

Champs de Ble

住所:横浜市港北区大豆戸町1149

ホームページ: シャンドブレ(Champs de Blé)|HANZOYA パン工房|新横浜

instagram: Champs de Blé(@champs_de_ble10) • Instagram写真と動画